空想防衛読本に続く円道祥之氏の空想科学裁判の第2弾。
黄金怪獣ゴルドンの死体から金(ゴルドンはどういう食性か、金を食べる)を取り出して、被害にあった街に寄付してしまった。
さてこの行為は、違法か? という問題に法律的にスポットを当てる。
もしかすると科学特捜隊はネコババになるかもしれない。
問題は、この金の所有者は誰かということだ。
サリーちゃんが家を建てると?
日本には、所有者のない土地など一坪もない。しかし1960年までは、土地の不法占拠が実質的に可能だった。
などなど
空想世界のできごとを現実の法律で検証するとどうなるかということを主旨にセンスオブワンダーで持論を展開していく。
このシリーズは結構楽しい。
ぜひとも、一度読んで欲しい。
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